2007.07.31 Tuesday
健康だけど
やっぱり安心だよね、と大きな病院(皮膚科)にかかってても、良くも悪くもならない蕁麻疹。原因を調べるでなし、生活上の注意点等の指導があるわけでなし、薬をくれるだけ。待ち時間ばっかり長くて、何かほかにすることはないのか?漢方もいまひとつだな…と調べていたら、ほんの近所にアレルギー・クリニックを発見しました(遅っ)。
早速予約して診察に行ったのが今月の初め頃。とても品の良い老紳士…というかおじいちゃん先生が1人(看護士さんもいますが)。で、これこれこうで、蕁麻疹が続いている。薬を飲む以外に何か出来ることはないのか?というようなことをご相談したところ…。蕁麻疹というのはね、に始まって丁寧に説明をしていただき、結局のところ慢性蕁麻疹の8割は原因の特定ができないものであること、その8割にはアレルゲンとなるものは無数にあるわけなので、心当たりがないままに何が原因か調べようとするのはほぼ不可能だしほぼ無駄であること。やはり薬を服用して、ゼロの状態を保ち、やがてその状態を身体が覚えてくれるのを待つ(?)というやり方は間違ってないのだといったようなことを言われました。むーん、なるほど。薬をのまずに我慢して蕁麻疹を出してしまう(毒出し)…というのはどうでしょう?という質問は、それは勧められません、第一そんなことしてたら痒くてしょうがないでしょ、とのこと。しまった…やってた。
蕁麻疹の仕組み?みたいなものをきちんと説明してもらって、薬を飲むということにちょっと納得がいきました。気になっていた薬の副作用も、小さな子供も飲んでる薬で、特に問題はないそうです。
ただ1つ、言われたのは「自己免疫疾患」の検査をした方がいいですよということ。特に女性に多いそうですが、こういったわけのわからない蕁麻疹などの症状が慢性的に続いてる場合、自己免疫疾患を持ってる(?)場合があるのだそうです。もしそうだとすれば、暴れ出すとちょっと厄介。なので、それだは一度きちんと検査しておいた方がいいよということなのでした。自己免疫疾患。自分の身体を守るはずの免疫機能が、自分の身体を敵とみなして攻撃する抗体を作ってしまうのだとか。似たような症状の女性の10人に1人くらいそうであったりするのだそう(だそうだそうってウルサイ?)。その場で検査をお願いして採血してその日は帰りました。
結果を聞きに行ったのが先週の土曜日で、結果は陽性。やっぱり…という感じ。ジブンダケハダイジョウブなんてありえないし。抗核抗体160倍。基準値は80で、普通の人は0〜40。希釈率で測り、40倍、80倍、160倍、320倍と倍倍で探っていくようです。160、ちょっと高い。まぁしかし、健康体の人でも80から160倍くらいの数値は出る場合があり、私はそれ以外は抗DNA抗体とかいうのも、その他白血球赤血球など通常の血液検査項目も問題なかったので、それほど心配することはないでしょうとのことでした。ちょっと、ほっ。としてたら「半分くらいは気にしてて下さい。」と言われましたが。でも「半分くらい」と言われても、慣れないので100%気にしてしまいます。帰ってから検索検索で余計な情報を聞きかじったため、かえってノミの心臓はドキドキ。この検査自体、膠原病とか全身性エリテマトーデスとかを測る検査のようです。まさかそんな疑いがあるなんて。たとえ陽性でも、160倍程度ならほとんどの人は、例えば膠原病を発病することはなく一生を終えるそうですが、やはり不安。
蕁麻疹、痒いだけだし〜なんて思っていたらイケマセン。そして、大きな病院だから安心、なんていうことも。あのまま薬もらうだけだったら、分からないままでした。今回、ひとまずおおごとになる前に分かって良かったかなと。現時点で特に生活を変える必要はないとしても、あまり無理をしないようにしようとか食生活にも気をつけようとか、自分で気をつけることができます。そうやってれば、きっと免疫システムも整ってくるはず。もしかしたら、次は数値が下がるかもしれないし(希望)。
ただ、まだ今のところはちょっと手がむくんでるとビクビク、1日外出してて帰宅するとボロぞうきんみたいに疲れてしまう自分にビクビク…したりしてますが。でも免疫なんて自分の意思でコントロールできるものではないのだから、気にしたって仕方ないし。病は気から。実際、病気と戦っている人もいるのだし。それを思えば、経験豊富なおじいちゃん先生に、そう気にすることはないでしょうと言われた自分なんて。そう気にすることないのです。デス。なんだけど、分かってはいるけどそれでもどうしても気になってしまうのは、もう15年くらい前ですが、母が膠原病の疑いのある症状で数ヶ月大学病院に入院したことがあるのです。その時、母は抗核抗体5000倍以上だったそうですけど。本当に辛そうでした。結局疑いだけで、原因も病名もはっきりは分からないまま、ある時点から回復に転じて、その後体力が戻ってからは、そこから健康のためとスポーツクラブに通いだして、いつの間にかエアロビにはまってたのでした。あれ以来、母は似たような症状が出ることもなく、そういう意味では健康に暮らしています。膠原病自体、遺伝病ではないそうだし。でもその手の感受性みたいな、体質的な部分は受け継がれてたりするのかも???
って、また考えても仕方のないことなのでストッピ。
そんな心配でなく、せっかくなのでこの機会に、ストレスなどためないように、毎日楽しく健康的に過ごせるように、ちょっと自分の身体を大事にしようと思います。一瞬すごくビクビクしたことで(まだしてるけど)、生んでもらったからには自分ひとりの身体ではなく大事にしなければいけないんだ、とちょっと思ったし。多分そうなのですヨ、だから大事にしないと。
免疫疾患は、その原理はよく分かってないようですが、ホルモンが関係するものらしく女性に多いのだそうです。なんとも理由のつかないような気になることがある方は、一度検査をしてもらってみて下さい。なかなか「じゃ、免疫疾患の検査をしましょう」という流れにはならなそうだし、通常の血液検査ではわからないので。
しかし、いろいろ調べていくうちになんとなくもしかしてもしかして…と芋蔓式に検査して確かめておきたいことも出てきたりして…。検査オタク、検査マニアになりそうな勢い(笑)。こないだ検査しなかったら、違う病院に行かなかったら知らなくて、思いもしなかったわけだし。このタイミングで“知る”ということに意味があったのかもしれないなーとか。ここで知らずに無理してたら、どーーーんっと何かきてたのかも。検査できて良かったなと思います。多分、セーフ。そんな気がする。皆さんも、本当に身体大事にしてあげて下さい。
長々でしたが、家でこんなこと話して「心配だー」なんて言うと、かえって心配させるし、リアルで話すのも重いし。あまり話したくもないし。でもどっかで吐いておきたかったりして。これでもう気にしないようにしようと思うので、今日だけデス。
早速予約して診察に行ったのが今月の初め頃。とても品の良い老紳士…というかおじいちゃん先生が1人(看護士さんもいますが)。で、これこれこうで、蕁麻疹が続いている。薬を飲む以外に何か出来ることはないのか?というようなことをご相談したところ…。蕁麻疹というのはね、に始まって丁寧に説明をしていただき、結局のところ慢性蕁麻疹の8割は原因の特定ができないものであること、その8割にはアレルゲンとなるものは無数にあるわけなので、心当たりがないままに何が原因か調べようとするのはほぼ不可能だしほぼ無駄であること。やはり薬を服用して、ゼロの状態を保ち、やがてその状態を身体が覚えてくれるのを待つ(?)というやり方は間違ってないのだといったようなことを言われました。むーん、なるほど。薬をのまずに我慢して蕁麻疹を出してしまう(毒出し)…というのはどうでしょう?という質問は、それは勧められません、第一そんなことしてたら痒くてしょうがないでしょ、とのこと。しまった…やってた。
蕁麻疹の仕組み?みたいなものをきちんと説明してもらって、薬を飲むということにちょっと納得がいきました。気になっていた薬の副作用も、小さな子供も飲んでる薬で、特に問題はないそうです。
ただ1つ、言われたのは「自己免疫疾患」の検査をした方がいいですよということ。特に女性に多いそうですが、こういったわけのわからない蕁麻疹などの症状が慢性的に続いてる場合、自己免疫疾患を持ってる(?)場合があるのだそうです。もしそうだとすれば、暴れ出すとちょっと厄介。なので、それだは一度きちんと検査しておいた方がいいよということなのでした。自己免疫疾患。自分の身体を守るはずの免疫機能が、自分の身体を敵とみなして攻撃する抗体を作ってしまうのだとか。似たような症状の女性の10人に1人くらいそうであったりするのだそう(だそうだそうってウルサイ?)。その場で検査をお願いして採血してその日は帰りました。
結果を聞きに行ったのが先週の土曜日で、結果は陽性。やっぱり…という感じ。ジブンダケハダイジョウブなんてありえないし。抗核抗体160倍。基準値は80で、普通の人は0〜40。希釈率で測り、40倍、80倍、160倍、320倍と倍倍で探っていくようです。160、ちょっと高い。まぁしかし、健康体の人でも80から160倍くらいの数値は出る場合があり、私はそれ以外は抗DNA抗体とかいうのも、その他白血球赤血球など通常の血液検査項目も問題なかったので、それほど心配することはないでしょうとのことでした。ちょっと、ほっ。としてたら「半分くらいは気にしてて下さい。」と言われましたが。でも「半分くらい」と言われても、慣れないので100%気にしてしまいます。帰ってから検索検索で余計な情報を聞きかじったため、かえってノミの心臓はドキドキ。この検査自体、膠原病とか全身性エリテマトーデスとかを測る検査のようです。まさかそんな疑いがあるなんて。たとえ陽性でも、160倍程度ならほとんどの人は、例えば膠原病を発病することはなく一生を終えるそうですが、やはり不安。
蕁麻疹、痒いだけだし〜なんて思っていたらイケマセン。そして、大きな病院だから安心、なんていうことも。あのまま薬もらうだけだったら、分からないままでした。今回、ひとまずおおごとになる前に分かって良かったかなと。現時点で特に生活を変える必要はないとしても、あまり無理をしないようにしようとか食生活にも気をつけようとか、自分で気をつけることができます。そうやってれば、きっと免疫システムも整ってくるはず。もしかしたら、次は数値が下がるかもしれないし(希望)。
ただ、まだ今のところはちょっと手がむくんでるとビクビク、1日外出してて帰宅するとボロぞうきんみたいに疲れてしまう自分にビクビク…したりしてますが。でも免疫なんて自分の意思でコントロールできるものではないのだから、気にしたって仕方ないし。病は気から。実際、病気と戦っている人もいるのだし。それを思えば、経験豊富なおじいちゃん先生に、そう気にすることはないでしょうと言われた自分なんて。そう気にすることないのです。デス。なんだけど、分かってはいるけどそれでもどうしても気になってしまうのは、もう15年くらい前ですが、母が膠原病の疑いのある症状で数ヶ月大学病院に入院したことがあるのです。その時、母は抗核抗体5000倍以上だったそうですけど。本当に辛そうでした。結局疑いだけで、原因も病名もはっきりは分からないまま、ある時点から回復に転じて、その後体力が戻ってからは、そこから健康のためとスポーツクラブに通いだして、いつの間にかエアロビにはまってたのでした。あれ以来、母は似たような症状が出ることもなく、そういう意味では健康に暮らしています。膠原病自体、遺伝病ではないそうだし。でもその手の感受性みたいな、体質的な部分は受け継がれてたりするのかも???
って、また考えても仕方のないことなのでストッピ。
そんな心配でなく、せっかくなのでこの機会に、ストレスなどためないように、毎日楽しく健康的に過ごせるように、ちょっと自分の身体を大事にしようと思います。一瞬すごくビクビクしたことで(まだしてるけど)、生んでもらったからには自分ひとりの身体ではなく大事にしなければいけないんだ、とちょっと思ったし。多分そうなのですヨ、だから大事にしないと。
免疫疾患は、その原理はよく分かってないようですが、ホルモンが関係するものらしく女性に多いのだそうです。なんとも理由のつかないような気になることがある方は、一度検査をしてもらってみて下さい。なかなか「じゃ、免疫疾患の検査をしましょう」という流れにはならなそうだし、通常の血液検査ではわからないので。
しかし、いろいろ調べていくうちになんとなくもしかしてもしかして…と芋蔓式に検査して確かめておきたいことも出てきたりして…。検査オタク、検査マニアになりそうな勢い(笑)。こないだ検査しなかったら、違う病院に行かなかったら知らなくて、思いもしなかったわけだし。このタイミングで“知る”ということに意味があったのかもしれないなーとか。ここで知らずに無理してたら、どーーーんっと何かきてたのかも。検査できて良かったなと思います。多分、セーフ。そんな気がする。皆さんも、本当に身体大事にしてあげて下さい。
長々でしたが、家でこんなこと話して「心配だー」なんて言うと、かえって心配させるし、リアルで話すのも重いし。あまり話したくもないし。でもどっかで吐いておきたかったりして。これでもう気にしないようにしようと思うので、今日だけデス。